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Twincoil(ツインコイル)スピーカー

Twincoil(ツインコイル)とは?

Twincoilスピーカーは、2つの磁気回路と2つのボイスコイルを用いて、1つの振動板を駆動するRing独自の革新的スピーカーユニットです。


課題と解決
従来の課題
    ▶︎▶︎複数のマグネットを配置すると磁束同士が干渉し、効率が低下する。
Ringの解決策
    ▶︎▶︎「マグネットの極性を逆に配置する(逆磁界構造)」という独自アプローチ。
 特許取得済み技術  特許番号:第7770061号
技術の核心:隣り合うマグネットの着磁方向(N極・S極)を互いに逆に配置することで、一方の磁気回路から漏れようとする磁束を、もう一方の磁気回路が引き込む「磁束ループ」を形成。従来ロスとなっていた「漏れ磁束」を有効活用し、磁気効率を劇的に向上させました。


Twincoilの5つの圧倒的メリット

① 原音に忠実な「フラットな周波数特性」
従来の小型スピーカーのような特定の音域のピーク(強調)を排除。磁気回路の最適化により可聴音域全体で音圧がフラットな波形を示し、音楽、映画、ゲームなどのサウンドを制作者の意図通りに忠実に再現します。
② 業界最小クラスの「磁気漏洩」
独自の磁束ループ構造により、外部への磁気漏洩を現行同等品の約1/3に抑制。ペースメーカーなどの医療機器、磁気カード、精密なセンサーを搭載したモバイル機器への影響を極限まで低減します。
③ 驚異的な「小型・薄型化」
フルレンジスピーカーとして極めて小口径なサイズ(20mm×14mm×3.21mm)を実現。スマートウォッチ、薄型タブレット、ポータブルゲーム機など、スペースに余裕のない機器に最適です。
④ 高効率・低コストの実現
高い磁気効率により、高価なレアアース(マグネット)使用量を現行標準品の1/3以下に削減。部品点数も14点(他社約16点)と少なく、組立工程の簡素化とコストダウンを実現しています。
⑤ 高い耐久性と耐入力
最低共振周波数(f0)を320Hzに低く抑えつつ、限界入力電圧1.8V(他社同等品は約1.0V)を実現。余裕のある設計で、大音量時でも歪みにくく、壊れにくい構造です。

性能比較データ vs 従来型同等品

   比較項目   従来型マイクロスピーカー  Ring Twincoil     優 位 性   
磁気回路構造複雑(部品点数多)シンプル(部品点数少)組立容易・低コスト
マグネット体積100% (基準)約30%以下省資源・軽量化
磁束漏洩大 (対策が必要)極小 (約1/3)設計自由度UP
音響特性ピーク・ディップありフラット (原音忠実)高音質
最低共振周波数(f0)約370Hz320Hz ± 80Hz低音再生能力が高い
耐入力電圧約1.0V1.8V高耐久
※可聴音域全体でフラットな特性を示すTwincoil(実線)と、ピークが生じる従来品(点線)の比較

技術仕様

基本スペック
モデル名Twincoil Speaker Unit
(例: 2014PNXX8A ベース)
外形寸法20.0mm×14.0mm×3.21mm
公称インピーダンス8Ω ± 1.2Ω (at 1000Hz)
最低共振周波数 (f0)320Hz ± 80Hz (at 0.89V No Baffle)
出力音圧レベル (SPL)85dB以上 (0.1W・0.25m)
入力・推奨用途
定格入力    0.25W
最大入力    0.4W
推奨用途
      ポータブルゲーム機
スマートフォン
タブレット
ハイエンドインターホン
AI家電
※ お客様の筐体サイズや音響要望に合わせて、Twincoil技術を応用したオーダーメイド設計が可能です。

開発・製造体制

**完全一貫生産体制**
Twincoilスピーカーは、Ringの完全一貫生産体制によって支えられています。掲揚工場(中国)にはクラス10万のクリーンルームを完備し、高品質な製造環境を維持しています。
**徹底した品質管理**
CCDカメラによる自動塗布位置確認、自動はんだ付けに加え、全数NTI検査(特性・インピーダンス・f0・極性)を実施。全製品にシリアルナンバーを印字し、検査データと紐づけ管理する万全のトレーサビリティ体制を構築しています。

**カスタム対応「音の仕立て屋」**
「スーツを仕立てるように」最適な音響空間をご提案します。お客様の筐体に合わせたTwincoilのカスタマイズが可能です。


お問い合わせ・サンプル依頼

「薄型化したいが音質は落としたくない」「磁気漏洩によるノイズ問題を解決したい」といった課題をお持ちの開発者様は、ぜひ一度ご相談ください。
3Dプリンターによる迅速なフレーム試作や、最適なキャビティ(筐体)設計のシミュレーションも承ります。
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